ANLI SUGANO official web site

New York Report

満席のANAに乗って一路ニューヨークに降り立った。3月のニューヨークは風がまだ冷たく乾ききった空気、グレーの重い雲が重なり合った向こうにマンハッタンが見える。

今日は、前日に頼んだペンシルバニアホテルで5泊、この5,6年人気のマンハッタン・ホテルは高くて取れない。観光客はひきもきらないマジソン・スクエアガーデン、ペーン・ステーションの向かいの大きなホテル・ビッグバンド全盛の頃は生放送していたそうで、ベニーグッドマンバンドの50.600(ファイブ・オ・シックスハンドレット)の曲にもなっている。

でも、いまは疲れきったホテル。ちょっと病人モードをひきずっているので無理しないペースでやろうと心がけています。

まずはチャイナタウンの予約してあった足のマッサージへ、最初にこれをやっておくと楽、時差には思いっきり弱い私なのでこれは助かります。やってもらっている間にひきずりこまれるようにウトウト。

まだ飲茶をやっている時間だったのでお気に入りのゴールデン・ユニコーンで久々の飲茶。ハーカオ(エビ餃子)、ニラの餃子、スペアリブの蒸したもの、ゆば包みの肉と野菜、おかゆそして、ここの卵の黄身が入った、おまんじゅうのまろやかなパンのようなのが美味しい。そして、杏仁豆腐、汁気が入っていない。

マンハッタンのどんなに星のついたチャイニーズレストランに入ってもおいしくないので、チャイニーズはチャイナタウンで食べるしかない。安くて美味しい、ファンシーではないけれど。

さて、4日目から打ち合わせ、ニュージャージー迄何回行ったやら。昔と違ってポート・オーソリティのバスターミナルが安心して使えるので助かりますが。

今回びっくりしたのは電話代がマンハッタンの中で4分75セントもかかる。ニュージャージーでは初料金35セントからコーリングカード(テレカ)なしでは電話がかけられない。コーリングカードは日本と違って、まず10桁2回プッシュしてからナンバー。ニューヨークで高いのはホテル・電話・駐車場かな。

8月30日の5回目のブルーノート出演の時にはツアーもあるので皆さんもご案内しまょう。

本題に入りましょう。今回のアルバムは、映画、ミュージカルからピックアップした曲が中心でお気に入りの曲をポップにジャージーにスインギーに仕上げました。
スタイル・リズムなバライティーに富んでいて、ホーンセクションのアレンジもプレイも繊細で充実。リズムセクションは全て同じメンバーですが、ジャズからポップまでさすがプロというプレイ。
ジェフの尺八が実にミステリアスさと感じさせる「コーリング・ユー」。心地よいサウンドで次々と展開していく、アレンジの「追憶」。しゃれたスイングでホーンセクションがいかしている「New York,New York」。この手の曲は初挑戦だけどアンリにあっているといわれエビータから「Don't Cry For Me Argenteina」。お得意「サマータイム」。迫力の「ローズ」。心に深くしみ込む「On My Own」。サバンナの風と光を思わせる「Maria」と多彩。お楽しみ頂ければ幸いです。

★ニューアルバム「心の光輪」についてはこちら

1999.3.19-1999.4.8


(c)copyright 1999 ISIS All Rights Reserved.